バーチャルオフィスとは事業を始めるにあたって、初期費用を安く抑えるために最小限のオフィス要件をレンタルするサービスです。通常のオフィスとは異なり、執務スペースはありませんのでご留意ください。客先や取引先との連絡は主に電話やメールで行い、面談の際には、主に客先に訪問するスタイルの方に適したサービスです。
<名刺を作成する際に記載する要件>
・住所
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・ホームページ
数多いバーチャルオフィスの中で、どの業者を選んだら良いのか?
<主な分類は3つ>
①バーチャルオフィス専業
②レンタルオフィスとの兼業
③電話代行や秘書代行との兼業
せっかくバーチャルオフィスを利用して名刺やホームページを作成することで、信頼を得ようと活動を始めても、そこがバーチャルオフィスであることがわかったら、どうでしょうか?やはり信頼は低下するのではないかと心配されます。インターネットを検索することで簡単に住所やその施設等が調べられます。
1.異常なまでに数多くの会社と住所が重複している。
2.該当する住所にオフィス施設が見当たらない。
こうしたことでバーチャルオフィスであることがばれてしまう危険性があります。これを避けるために
該当する住所にオフィス施設を備えていて、適正な会社数に限定してサービスを行っている業者が安心です。
大切なのはサービスの価格と品質
価格が安いバーチャルオフィスは数多くありますが、安かろう悪かろうでは、起業に際して支障をきたします。面倒だと思いますが事前に確認してください。
・住所
銀座や青山と言った超一等地の住所は魅力的ですが、前記のとおりバーチャルオフィスであることがばれてしまう
住所は避けるべきです。
登記ができるバーチャルオフィスが一般的ですが、確認しておきましょう。
・電話のサービスは注意して選びましょう。
バーチャルオフィスには、電話応対を行っているところもありますし、電話があった際にあらかじめ登録してお
いた電話番号に転送されるものもあります。こうした受信側の機能とは別にIP電話を利用して、バーチャルオフィ
スに設置された電話番号から送信するサービスを提供するところもあります。
心配されるのは
電話応対サービスをつけるのであれば、応対が悪く大切なお客様を怒らせてしまうようなバーチャルオフィス
を選ばないこと。
IP電話はその仕組みから、転送などの費用が省けるメリットがある反面、繋がるエリアに制限があること
や、音声の品質が悪くなるデメリットを考慮する必要があります。
・付加サービスについて
ホームページ作成、会社設立手続き、会計および税務業務、 レンタルサーバー、貸倉庫など多くのサービスを提
供するところもあります。こうしたサービスは各々専門の業者がある分野ですので、バーチャルオフィスの会社に
頼んだ方が良いのかを、相談して決めた方が良いでしょう。
バーチャルオフィスを選ぶポイントは、
① 該当する住所にオフィス施設を備えていて、適正な会社数に限定してサービスを行っている業者を選ぶこと。
② 自らの嗜好・経験値に応じてサービスをベストセレクトできる業者を選ぶこと。
(バーチャルオフィス業者のサービスとは別に、サービス毎に専門の業者をセレクト出来る方が良い。)